東京で高校1年の年度途中から通信制高校へ転入することは可能です。ただし、高1途中では前の高校がまだ単位を正式認定しておらず、証明書上は0単位になることがあります。受入校だけでなく、履修中科目と今年度の学習まで確認します。
2026年9月2日時点の公式情報から、ID学園高校、N高グループ、NHK学園高校、ヒューマンキャンパス高校・のぞみ高校、飛鳥未来きずな高校お茶の水キャンパスの5校を比較しました。この記事の東京・高1転入引継ぎ表へ、正式修得単位・履修中科目・在籍期間を分けて記録し、退学前に卒業予定月まで回答を受けてください。
結論:東京で高1途中の転入を相談できる5校
| 候補校 | 高1途中で確認できる公式情報 | 本人が追加で聞くこと |
|---|---|---|
| ID学園高校 | 高校在籍中なら毎月転入。原則、希望月の前月15日までに出願・書類準備 | 0単位と履修中科目を踏まえた年度内の登録科目 |
| N高グループ | 高等学校在籍者は転入区分。コース別に募集月・締切が異なる | 希望コースの入学月と高1の履修開始科目 |
| NHK学園高校 | 在籍中の高1を対象に3〜12月随時募集。9月以降は科目別履修状況証明書が必要 | 今年度に履修できる単位数と不足分の年次計画 |
| ヒューマンキャンパス高校・のぞみ高校 | 高1の2026年度内転入は12月12日締切。0単位は0と記載して出願 | 履修中科目の個別判定と入学月別の履修数 |
| 飛鳥未来きずな高校 お茶の水 | 高校在学中は転入区分。説明会等への参加後、書類審査・面接 | 次の入学日、履修相談で決まる今年度の単位数 |
この5校は順位ではありません。高1在籍中の転入制度を公式に確認できる候補であり、定員、コース、提出書類、単位照合によって受入可否は変わります。
高1途中は「0単位・履修中・在籍期間」を分ける
高1の9月に成績表があっても、単位が正式に修得済みとは限りません。年度末ではなく学期ごとに認定する学校もあります。家庭で単位を換算せず、現在校が転入日前日に証明できる内容を確認します。
| 記録 | 現在校へ聞くこと | 転入先で決めること |
|---|---|---|
| 正式修得単位 | 転入日前日に証明できる科目・単位数 | 卒業必要単位へ何単位を算入するか |
| 履修中科目 | 科目名、授業期間、出席・評価・学習の進み方 | 継続、再登録、次年度履修のいずれか |
| 在籍期間 | 入学日、休学期間、最終在籍予定日 | 卒業に必要な通算3年以上へどう算入するか |

ID学園とN高は入学月と高1の履修開始を分けて聞く
ID学園高校は高校に在籍していれば毎月転入でき、原則として希望月の前月15日までにWeb出願と書類を準備します。前籍校の修得単位を自校のカリキュラムと照合し、残る単位と本人の希望に合わせて履修計画を作ると案内しています。高1途中なら「何月に入れるか」に加え、今年度中に登録・完了できる科目を聞きます。
N高グループは高等学校在籍者を転入学の対象としますが、コースで募集日程が異なります。2026年10月入学では、9月2日時点でネットコースは9月15日まで、リアル系は9月1日に受付を終了。希望コースの次の入学月と年度内履修を確認します。
NHK学園は9月以降の履修中科目を書類で確認する
NHK学園高校は在籍中の高1〜高3を対象に、転入を3月から12月まで随時受け付けています。転入希望日が9月1日以降の場合、現在校が作成する「科目別履修状況証明書」が必要です。正式単位だけでなく、年度途中まで学んだ科目を学校間の書類で確認する点が、高1秋以降の比較に向いています。
入学年次は高校在籍期間と認定単位で決まり、在籍1年未満なら1年次です。年間最大39単位を履修できますが、最大数を毎年修得できる保証ではありません。本人の入学日、現在の0単位または修得済み単位、今年度に受けられる科目から、無理のない卒業計画を出してもらいます。

ヒューマンと飛鳥未来きずなは0単位を隠さず相談する
ヒューマンキャンパス高校・のぞみ高校は、2026年度の高1途中転入を12月12日まで受け付け、1〜3月は年度内受入を行わないと案内しています。成績・単位修得証明書は単位が0なら0と記載して出願でき、履修中科目は提出書類を見て個別に判断されます。0単位でも出願できることと、今年度の単位を何単位修得できるかは別です。
飛鳥未来きずな高校お茶の水キャンパスも、高校在学中の人を転入学として受け付けています。出願前に説明会・相談会・見学等への参加が必要で、選考は書類審査と面接です。2026年度募集要項では1年間の履修単位数を履修相談で決めるため、高1途中の正式単位と現在の科目を示し、入学後の登録数を確認します。
同級生と同じ3月卒業は転入可否だけでは決まらない
高校卒業には、原則として高校への通算3年以上の在籍、必履修科目を含む74単位以上の修得、特別活動30時間以上などが必要です。高1途中で転入しても、現在校から学籍を切らさず、転入先で必要な学習を3年間の中で完了できれば、元の同級生と同じ3月に卒業できる可能性があります。
ただし、履修中科目がすべて引き継がれるとは限りません。転入月が遅く、今年度のレポート、スクーリング、試験に間に合わなければ、翌年度以降に多くの科目が残ります。「高1として受入可能」という回答で止めず、卒業予定月と学年ごとの履修数を書面で受け取ります。
都立通信制は第二学期募集終了後の次回発表を待つ
都立の一橋、新宿山吹、砂川の通信制課程も、2026年度第二学期に第1学年相当を含む転学・編入学募集を行いました。ただし、受付と選抜は8月中に終了しているため、9月2日時点の「これから出願できる5校」には含めていません。
都立は、第1学年の第二学期なら異なる課程からの転学も可能と案内しています。次回を希望する場合は新しい公式発表を待ち、その間も転入区分を保てるよう、現在校に在籍したまま相談します。
相談前に現在校から4つの事実を集める
- 入学日と在籍状態:現在も在籍中か、休学期間があるか
- 転入希望日前日の正式単位:0なら0と確認し、見込みと混ぜない
- 今年度の履修中科目:科目名、履修期間、途中の出席・評価
- 学校書類の作成日数:指定様式、厳封、郵送、必着日
候補校へは「現在高1です」だけでなく、この4点と希望転入日を一度に伝えます。相談時の見込み回答と、正式書類を照合した後の認定結果は分けて保存してください。合格、転入日、認定単位が確定する前に退学届を出さないことが重要です。

東京・高1転入引継ぎ表|5校を同じ条件で比べる
| 確認項目 | 現在校の事実 | 候補校の正式回答 |
|---|---|---|
| 学籍 | 入学日: 休学期間: 最終在籍予定日: |
転入日: 学習開始日: |
| 正式単位 | 転入日前日で 単位 証明書発行日: |
認定予定 単位 正式判定日: |
| 履修中科目 | 科目名: 現在の状況: |
継続/再登録/次年度 対象科目: |
| 今年度の学習 | 現在校で認定される条件: | 登録科目数: 課題・登校・試験期限: |
| 翌年度以降 | ― | 学年別の予定単位: 必履修の不足: |
| 卒業 | 希望:同級生と同じ3月 | 予定月: 年 月 条件未達時の次案: |
| 判定 | 現在校に残る期限: | 転入する/次回募集を待つ/回答待ち |
5校すべてに同じ情報を伝え、表の空欄が埋まった学校だけを比較します。受付中でも卒業予定月が未回答なら「回答待ち」です。本人の体調や安全を優先しつつ、今年度の単位を守るためだけに無理を続けるのではなく、転入後の現実的な学習量まで含めて決めます。
まとめ:高1途中は0単位より今年度の履修計画で選ぶ
東京で高1途中の転入を相談できる通信制高校はあります。ID学園の毎月転入、NHK学園の科目別履修状況証明、ヒューマンの0単位記載など、確認方法は学校ごとに違います。学校名や「随時受付」だけで選ぶと、転入後に今年度の科目を学べない可能性があります。
東京・高1転入引継ぎ表へ、正式修得単位、履修中科目、在籍期間、今年度の登録科目、卒業予定月を記入してください。現在校と候補校の書面回答がつながった1校を選び、転入日が確定してから退学手続きを進めます。
学校・募集情報の確認日:2026年9月2日。募集状況、定員、締切、対象学年、コース、単位認定、履修中科目、卒業予定月は随時変わります。必ず各校の最新募集要項と、本人の正式書類に基づく個別回答を確認してください。この記事には広告リンクを設置していません。
飛鳥未来きずな高校お茶の水キャンパスの募集要項案内は、2026年9月6日時点で2027年度生用の資料を掲載しています。2026年度途中の転入を希望する場合は、その入学日に適用される募集要項・学費明細・提出書式をキャンパスから取り寄せてください。
参考資料
- ID学園高等学校「高校生の皆さんへ(転入学)」(毎月転入、前月15日の目安、単位照合)
- N高グループ「入学案内」(コース別の募集時期)
- N高グループ「2026年度 生徒募集要項」(転入学の出願資格・手続き)
- NHK学園高等学校「転入・編入学をお考えの方」(対象学年、在籍期間、履修状況証明)
- ヒューマンキャンパス高校・のぞみ高校「高1で通信制高校に転入するには?」(2026年度締切、0単位、履修中科目)
- 飛鳥未来きずな高等学校 お茶の水キャンパス「募集要項」(転入対象、事前相談、選考、出願書式)
- 東京都教育委員会「令和8年度第二学期 都立高校転学・編入学募集」(通信制の第1学年相当、日程、応募資格)


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