幼稚園教諭8年の私が辞めた理由と後悔しなかった話

幼稚園教諭のリアル

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公開日:2026年4月7日 / 最終更新日:2026年4月9日

保育士・幼稚園教諭の相談窓口(無料)

  • 保育士・保育所支援センター(厚労省委託):各都道府県に設置
  • 労働条件相談ほっとライン(厚労省)0120-811-610
  • よりそいホットライン0120-279-338(24時間無料)
  • こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556

※本記事は医療・法的アドバイスを提供するものではありません。心身の不調が続く場合は心療内科の受診、労働問題は労基署や弁護士へのご相談をご検討ください。

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「幼稚園教諭を辞めたい。でも、本当に辞めて後悔しないかな…」

8年間子どもたちと過ごしてきた日々を捨てるのは、簡単な決断ではありません。

この記事では、幼稚園教諭として8年間勤務し、出産を機に退職した筆者が、辞めた理由と後悔しなかった理由を正直にお話しします。

同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人

保育大学卒→幼稚園教諭8年→出産2人→育休→退職を経て、現在はあさひ保育ノートを運営。8年間で延べ200人以上の園児・保護者と関わり、年中・年長の担任、行事係、新人指導係まで経験。退職時には引き止めや人手不足の壁に直面した実体験から、「保育士・幼稚園教諭が後悔しない選択」を発信中。

幼稚園教諭を8年続けて辞めた理由

保育士業界のリアル数字(離職率・求人倍率・潜在保育士)
保育士業界のリアル数字

理由1:体力の限界

20代の頃は平気だった仕事が、年々きつくなってきました。子どもを抱っこする、園庭で走る、行事の準備で休日出勤。30代に入ると「この仕事、あと何年できるだろう」と真剣に考えるようになりました。

【要ヒアリング:体力面で限界を感じた具体的な場面やエピソード】

理由2:出産・育児との両立が難しい

妊娠中も重たい荷物を運び、走り回る子どもたちを見守る。「お腹の子は大丈夫かな」と不安を抱えながら働く毎日でした。

出産後は育休を取りましたが、復帰後のことを考えると「子育てしながらこの仕事を続けるのは無理かもしれない」と感じました。

【要ヒアリング:妊娠中の勤務で大変だったこと、育児との両立への不安】

理由3:給料が上がらない

8年目になっても、手取りはほとんど変わりませんでした。子どもが2人になり、家計のことを考えると「このままでいいのか」という不安が大きくなりました。

【要ヒアリング:給料面で不満を感じた具体的なエピソード】

理由4:人間関係の蓄積疲労

女性が多い職場で、8年間も同じ環境にいると人間関係の疲れが蓄積します。合わない先輩、派閥、保護者からのクレーム。1つ1つは小さくても、積み重なると大きなストレスに。

【要ヒアリング:人間関係で特に疲れたエピソード】

理由5:「やり切った」という気持ち

ネガティブな理由だけではありません。8年間、担任も持ち、行事も何度も経験し、「幼稚園教諭としてやれることはやった」という達成感がありました。

【要ヒアリング:「やり切った」と感じた瞬間やエピソード】

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辞めるまでの葛藤

「子どもたちを置いていくのか」という罪悪感

一番つらかったのは、受け持ちの子どもたちのこと。「この子たちの卒園まで見届けたかった」という気持ちは今でもあります。

「せっかく8年も続けたのに」というもったいなさ

保育大学に通い、資格を取り、8年間勤務。ここで辞めるのはもったいないと何度も思いました。でも、「もったいないから続ける」のは正しい理由ではありません。

「辞めた後、何をするの?」という不安

幼稚園教諭しかやったことがない自分に、他の仕事ができるのか。この不安は退職を決意するまでずっと付きまといました。

【要ヒアリング:辞める決断に至るまでの葛藤、周りの反応】

筆者の体験談

筆者体験:8年勤めた幼稚園を退職した話

筆者は保育大学を出て、新卒で幼稚園に入職。年中・年長の担任、行事係、新人指導と一通り経験して8年勤めました。「一生この仕事をする」と思っていた時期もあります。

でも結婚・妊娠を経て、自分の体力・家庭との両立が現実的に難しくなり、退職を決意。退職を切り出す日まで何ヶ月も悩みました。引き止め、人手不足の罪悪感、子どもたちへの申し訳なさ——本当につらかったです。

振り返って一番伝えたいのは、「辞めること」を決めるまでに使ったエネルギーは、全部無駄だったということ。もっと早く決断すればよかった。退職代行というサービスがあると知っていれば、迷わず使っていたと今でも思います。

辞めて後悔しなかった3つの理由

1. 体が楽になった

退職してまず実感したのは、体の軽さ。慢性的な腰痛や肩こりが改善し、朝起きるのがつらくなくなりました。

2. 自分の時間ができた

持ち帰り仕事がなくなり、夜の時間を自分や家族のために使えるようになりました。子どもたちとゆっくり過ごせる幸せを実感しています。

3. 新しい自分を発見できた

幼稚園教諭以外の世界を見て、「自分にはこんな可能性もあったんだ」と気づきました。保育の経験は無駄ではなく、むしろ視野が広がりました。

【要ヒアリング:辞めて良かったと感じたこと、新しく始めたことなど】

辞めたいけど踏み出せない方へ

まずは情報収集から

「辞める」と決める前に、「辞めたらどんな選択肢があるか」を知ることが大切です。転職エージェントに相談するだけなら、リスクはゼロです。

年度末まで待つ必要はない

「3月まで頑張ろう」と思っていても、心身が限界なら年度途中で辞めても大丈夫です。あなたの代わりは見つかります。あなたの体は1つしかありません。

辞めても資格はなくならない

幼稚園教諭免許も保育士資格も一生有効。また戻りたくなったら、いつでも戻れます。

よくある質問

Q. 辞める時、園長にはどう伝えた?

【要ヒアリング:園長への退職の伝え方、タイミング、反応】

Q. 引き止められた?

【要ヒアリング:引き止めの有無とその対応】

Q. 同僚の反応は?

【要ヒアリング:同僚に退職を伝えた時の反応】

Q. 辞めた後の生活費は大丈夫だった?

退職前に3〜6ヶ月分の生活費を貯めておくことをおすすめします。また、失業保険の手続きも早めに確認しておきましょう。

参考データ:保育士の現状

厚生労働省の「保育士の現状と主な取組」によると、保育士資格を持ちながら保育の仕事をしていない「潜在保育士」は約95万人います。多くの保育士が、給料・人間関係・労働時間などの理由で現場を離れています。

出典:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」

また、厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」では、保育士の平均年収は約391万円と全産業平均より約100万円低い水準にとどまっています。

出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

保育士の転職に強いエージェント

※どちらも完全無料。「まだ迷っている」段階でも相談OKです

保育士が抱える3つの根本課題|データで見る現実

「自分だけがつらいのかな?」と感じている方も多いですよね。でも実は、保育士の悩みには共通の根本原因があります。ここでは厚生労働省のデータをもとに、保育士・幼稚園教諭が抱える3つの根本課題を整理します。

課題1:給料が他職種より圧倒的に低い

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、保育士の平均年収は約391万円。全産業平均の約496万円と比べると、年間100万円以上の差があります。これは1ヶ月の手取りにすると約8万円の差です。

出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

「やりがい搾取」とよく言われますが、データで見ても保育士の給料水準は決して十分とは言えない現実があります。

課題2:持ち帰り仕事とサービス残業

製作物の準備、日誌、行事の計画、おたよりの作成…。勤務時間内に終わらない仕事を家に持ち帰るのが当たり前になっている園も少なくありません。

厚生労働省「保育士の現状と主な取組」では、保育士資格を持ちながら保育の仕事をしていない「潜在保育士」が約95万人と報告されています。多くの保育士が現場を離れる背景には、こうした労働環境の問題があります。

出典:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」

課題3:女性が多い職場特有の人間関係

先輩との上下関係、保護者対応、園長・主任の方針との板挟み。閉じられた空間で働く保育士は、人間関係のストレスを抱え込みやすい環境にあります。

もし「もう限界かも」と感じているなら、一人で抱え込まないでください。転職という選択肢もありますし、まずは情報収集から始めるだけでも気持ちが軽くなることがあります。

▶ 関連記事:保育士から異業種に転職した体験談|おすすめの職種5選

▶ 関連記事:保育士は割に合わない?時給換算したら衝撃だった

まとめ:辞めるのは「逃げ」じゃない

幼稚園教諭を辞めることは、逃げではありません。8年間頑張ってきた自分を認めたうえで、次のステージに進むということです。

「辞めたい」と思いながら無理に続けることのほうが、あなたにとっても子どもたちにとっても良くない結果を生むかもしれません。

まずは自分の気持ちに正直になって、信頼できる人に相談してみてください。

【要ヒアリング:幼稚園教諭を辞めたいと悩んでいる後輩へのメッセージ】

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公的データが示す保育士業界のリアル

「自分だけが続けられない」と感じている方こそ、客観的な数字を知るべきです。あなたの感覚は決して甘えではなく、業界全体の構造的な問題です。

保育士の離職率は約10%

厚生労働省「保育士の現状と主な取組」によると、保育士の年間離職率は約10.3%。約10人に1人が毎年職場を離れています(出典:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」)。

保育士の有効求人倍率は3倍以上

厚生労働省「一般職業紹介状況」によると、保育士の有効求人倍率は2.94倍と全職種平均の約2倍。慢性的な人手不足です(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」)。つまり辞めても次の職場はすぐ見つかります。

保育士の平均勤続年数は約8年

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、保育士の平均勤続年数は約8年。一般職種より短い水準です(出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)。「8年続ければ十分」と捉えていい数字です。

潜在保育士は約95万人

厚生労働省データでは、保育士資格を持ちながら保育士として働いていない「潜在保育士」は約95万人とされています。あなたが辞める選択をしても、決して特別ではありません。

「辞めるべきか続けるべきか」を判断する3つの軸

感情だけで決めて後悔しないために、3つの軸で冷静に整理してみてください。

軸①:体と心に症状が出ているか

  • ✓ 朝起きると吐き気・動悸・涙が出る
  • ✓ 日曜の夕方から月曜の朝にかけて体調が崩れる
  • ✓ 食欲がない、または逆に過食が止まらない
  • ✓ 眠れない、寝ても疲れが取れない
  • ✓ 子どもを見ても以前のように楽しめない
  • ✓ 「自分が悪い」「自分が向いてない」と思うようになった

2つ以上当てはまるなら、もう「気合いで乗り切る」段階ではありません。

軸②:3ヶ月後・年度末に状況が改善する見込みがあるか

今のしんどさが「行事の繁忙期だけ」なのか「園長・主任・職場文化に起因する構造的な問題」なのかを冷静に見極めてください。後者なら何年経っても変わりません。

軸③:相談できる人が園内にいるか

主任・先輩・同僚——園内に相談先があるなら、まずはそこに頼る価値があります。相談しても変わらない、または孤立しているなら、外部の選択肢(転職・退職代行・労基署)を検討するタイミングです。

「もう無理」と感じたら、退職代行という現実的な選択肢があります

「年度途中で辞めたいけど、園長に言える気がしない」「人手不足を理由に引き止められたら断れない」「子どもたちに申し訳なくて言い出せない」——保育士・幼稚園教諭こそ、退職代行が最も役立つ職種です。

退職代行を使えば、園に行かない・園長と話さない・連絡しない、それでいて合法的に・確実に・最短で翌日から辞めることができます。年度途中でも、引き継ぎを置き手紙にしても、法的には何の問題もありません。

退職代行を使うとこうなります

  1. LINEで業者に相談(無料・24時間OK)
  2. 申込・支払い(クレカ・後払いも可)
  3. 業者が園に「本人は退職します」と連絡
  4. あなたは出園しない・電話に出ない
  5. 必要書類は郵送でやりとり
  6. 翌日から自由

保育士におすすめの退職代行3社比較

サービス 料金 運営 特徴
退職代行ガーディアン
★イチ推し
19,800円
追加なし
労働組合
(東京労働経済組合)
交渉権あり。引き止め・有給消化交渉まで対応。年度途中の保育士退職に強い。
退職代行 即ヤメ 24,000円
後払い対応
民間運営
(労働組合提携)
後払いOK・退職完了後の支払い可能。給料が少ない若手保育士向け。
弁護士法人ガイア 55,000円〜
完全弁護士対応
弁護士法人 パワハラ・サビ残・未払い残業代の慰謝料請求まで対応可能。

※料金は税込・正社員プラン。2026年4月時点。

「もう保育園/幼稚園を辞めたい」と感じたら、一人で抱え込まないでください。

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退職代行を使う前にチェックしたいリスト

退職代行を使う前に、以下のチェックリストで状況を整理してみてください。3つ以上当てはまるなら、退職代行を真剣に検討するタイミングです。

  • ✅ 朝起きるのがつらく、出園直前に体調不良が出る
  • ✅ 「辞めたい」と言える園長・主任が園内にいない
  • ✅ 引き止められたら断れる自信がない
  • ✅ 有給休暇を消化できずに辞めることになりそう
  • ✅ パワハラ・サビ残などの違法行為がある
  • ✅ 家族や周囲に「辞めたい」と相談できない
  • ✅ もう精神科・心療内科に通っている

こんな状況なら今すぐ動くべき

  • ✅ 食欲がない・眠れない状態が2週間以上続いている
  • ✅ 休日も仕事のことで頭がいっぱいで休まらない
  • ✅ 朝、園に行こうとすると涙・吐き気・動悸が出る
  • ✅ 「死にたい」「消えたい」と考えてしまうことがある

これらは単なる「やる気の問題」ではなく、体と心からの撤退命令です。我慢を美徳とする業界文化に従う必要はありません。

よくある質問

Q. 年度途中に退職代行を使うのは本当に大丈夫?

法律上は何の問題もありません。民法627条で「労働者はいつでも退職を申し入れできる」と定められており、年度途中でも2週間前の意思表示で退職可能です。引き継ぎは口頭またはメモで残せば法的義務は果たせます。

Q. 園長や主任から直接連絡が来たらどうする?

退職代行を通せば、園からの直接連絡は基本的にブロックされます。万が一連絡が来ても無視してOKです。業者が間に入って対応してくれます。

Q. 子どもたちに申し訳なくて辞められない…

あなたが心身を壊してまで続けることを、子どもたちは望んでいません。元気な先生の下で過ごす方が子どもたちのためになります。罪悪感を抱える必要はありません。

Q. 退職代行を使ったら次の保育園に転職できなくなる?

なりません。退職代行を使った事実は次の園には伝わりません。職務経歴書には「一身上の都合」と書けば十分です。むしろ業界は人手不足で、復帰を歓迎してくれる園が多数あります。

Q. 料金はいくら?お金がない場合は?

労働組合運営の退職代行ガーディアンは19,800円(追加なし)。後払い対応の即ヤメなら退職完了後の支払いも可能です。今のつらい状況を続ける1日のコストと比べれば、決して高くありません。

保育士・幼稚園教諭によくある質問

退職を伝える時期はいつがベスト?

法律上は2週間前の申し出で退職可能です(民法627条)。年度末を待つ必要はありません。

退職届と退職願の違い

退職届は会社の承諾を必要としない一方的な意思表示。退職願は園にお願いする形式です。確実に辞めたいなら退職届を選びましょう。

有給休暇は全部使えるの?

労働基準法上、有給は労働者の権利です。退職時の消化は違法ではなく、園は時季変更権を行使しても代替日がない場合は拒否できません。

失業給付はどのくらい受け取れる?

離職前6ヶ月の平均賃金日額の50〜80%、年齢と被保険者期間により給付日数は90〜330日です。

退職後すぐに転職活動を始めるべき?

体調が回復してからで構いません。失業給付を受けながら3〜6ヶ月の休養期間を取る人も多くいます。

退職代行を使うと再就職に不利になる?

なりません。退職代行を使った事実は次の会社には伝わりません。職務経歴書には「一身上の都合」と書けば十分です。

退職前に揃えておくべき書類

雇用契約書、給与明細(直近6ヶ月分)、源泉徴収票、健康保険資格喪失証明書、離職票(退職後郵送)。

保育士資格は退職しても残る?

はい。保育士資格は国家資格なので、退職しても無効になりません。ブランクがあっても再就職時にそのまま使えます。

最後に:あなたが今日できること

「辞めたい」と思いながら出園する朝の絶望感を、明日もまた繰り返す必要はありません。まずはLINEで相談だけしてみてください。「相談する」と「実行する」は別の行動です。

「もう保育園/幼稚園を辞めたい」と感じたら、一人で抱え込まないでください。

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この記事を書いた人

保育大学卒→幼稚園教諭8年→出産2人→育休→退職を経て、現在はあさひ保育ノートを運営。8年間で延べ200人以上の園児・保護者と関わり、年中・年長の担任、行事係、新人指導係まで経験。退職時には引き止めや人手不足の壁に直面した実体験から、「保育士・幼稚園教諭が後悔しない選択」を発信中。

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  • 労働条件相談ほっとライン(厚労省):0120-811-610

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