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- 保育士・保育所支援センター(厚労省委託):各都道府県に設置
- 労働条件相談ほっとライン(厚労省):0120-811-610
- よりそいホットライン:0120-279-338(24時間無料)
- こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
※本記事は医療・法的アドバイスを提供するものではありません。心身の不調が続く場合は心療内科の受診、労働問題は労基署や弁護士へのご相談をご検討ください。
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「保育士1年目、正直もう嫌だ……」そう感じているのは、あなただけではありません。この記事では、筆者が幼稚園教諭1年目に「これは本当に嫌だ」と思ったことを、包み隠さずお伝えします。書類地獄、持ち帰り仕事、人間関係、サービス残業……。1年目のリアルな不満を知ることで、「自分だけじゃないんだ」と少しでも気持ちが楽になるはずです。保育系大学卒→幼稚園教諭8年→出産2人の筆者が、当時を振り返ります。
この記事を書いた人
保育大学卒→幼稚園教諭8年→出産2人→育休→退職を経て、現在はあさひ保育ノートを運営。8年間で延べ200人以上の園児・保護者と関わり、年中・年長の担任、行事係、新人指導係まで経験。退職時には引き止めや人手不足の壁に直面した実体験から、「保育士・幼稚園教諭が後悔しない選択」を発信中。
- 保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと① 書類の多さ
- 保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと② 持ち帰り仕事
- 筆者の体験談
- 保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと③ サービス残業
- 保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと④ 先輩との人間関係
- 保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと⑤ 保護者対応
- 保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと⑥ 給料の低さ
- 「嫌だ」と思いながらも続けられた理由
- 1年目で辛いと感じているあなたへ
- FAQ|保育士1年目の「嫌だ」に関するよくある質問
- まとめ|「嫌だ」と思う自分を責めないで
- 公的データが示す保育士業界のリアル
- 「辞めるべきか続けるべきか」を判断する3つの軸
- 「もう無理」と感じたら、退職代行という現実的な選択肢があります
- 退職代行を使う前にチェックしたいリスト
- よくある質問
- 保育士・幼稚園教諭によくある質問
- 最後に:あなたが今日できること
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保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと① 書類の多さ
入職して最初に衝撃を受けたのが、書類の量です。日案、週案、月案、個人記録、連絡帳、行事の企画書……。「保育士って子どもと遊ぶ仕事じゃないの?」と本気で思いました。
特に辛かったのが、書き方のルールが暗黙知だったことです。先輩に「去年のを参考にして」と言われても、なぜその書き方なのかがわからない。質問すると「見ればわかるでしょ」と返される。1年目の筆者にとって、書類は「嫌い」を通り越して「恐怖」に近い存在でした。
厚生労働省の「保育所における自己評価ガイドライン」でも、保育の記録・書類業務の負担軽減が課題として取り上げられています(出典:厚生労働省 保育所関連)。現場の負担は、国レベルでも認識されている問題なのです。
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保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと② 持ち帰り仕事
書類が園内で終わらないとなると、当然持ち帰りになります。筆者の園では、壁面装飾や製作物の準備を家でやるのが「暗黙の了解」でした。
休日に100均で材料を買い、夜中に画用紙を切る。それが「仕事」としてカウントされないのが、何より嫌でした。タイムカードには反映されない、けれどやらなければ間に合わない。この矛盾に、1年目から大きなストレスを感じていました。
【要ヒアリング:持ち帰り仕事の具体的な時間数(週に何時間くらいだったか)】当時は記録をつけていなかったので正確な数字は覚えていませんが、週末のどちらか1日は丸々製作に使っていたような記憶があります。
筆者の体験談
筆者体験:8年勤めた幼稚園を退職した話
筆者は保育大学を出て、新卒で幼稚園に入職。年中・年長の担任、行事係、新人指導と一通り経験して8年勤めました。「一生この仕事をする」と思っていた時期もあります。
でも結婚・妊娠を経て、自分の体力・家庭との両立が現実的に難しくなり、退職を決意。退職を切り出す日まで何ヶ月も悩みました。引き止め、人手不足の罪悪感、子どもたちへの申し訳なさ——本当につらかったです。
振り返って一番伝えたいのは、「辞めること」を決めるまでに使ったエネルギーは、全部無駄だったということ。もっと早く決断すればよかった。退職代行というサービスがあると知っていれば、迷わず使っていたと今でも思います。
保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと③ サービス残業
園の定時は17時でしたが、17時に帰れた日は1年目を通してほとんどありませんでした。行事前は19時、20時まで残ることもざらで、それでも残業代がつくのは「事前申請した分だけ」。
先輩たちも同じように残業しているので、「自分だけ帰るわけにはいかない」という空気がありました。1年目の筆者にとって、この空気に逆らうことは不可能でした。
全国保育協議会の調査によると、保育士の時間外労働は依然として多く、特に行事前後に集中する傾向があるとされています(出典:全国保育協議会)。筆者の体験は決して特殊なケースではなかったのです。
保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと④ 先輩との人間関係
保育の現場は女性が多い職場です。筆者の園も例外ではなく、独特の人間関係がありました。
特に嫌だったのが、「聞いてないのに怒られる」パターンです。まだ教わっていないことを「なぜできないの?」と叱責されたり、Aの先輩のやり方でやったらBの先輩に「そうじゃない」と言われたり。正解がわからない状況が続くのは、精神的にかなり消耗しました。
もちろん、優しい先輩もいました。ただ、1年目の頃は怖い先輩の印象ばかりが強く残ってしまうものです。今振り返ると、先輩たちも余裕がなかったのだと思います。でも当時は「もう園に行きたくない」と思う朝が何度もありました。
保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと⑤ 保護者対応
1年目でまだ何もわからない状態でも、保護者から見れば「先生」です。この期待と実力のギャップが、大きなプレッシャーでした。
特に辛かったのが、お迎えの時間です。「今日うちの子どうでしたか?」と聞かれた時、適切な言葉が出てこない。伝え方を間違えると保護者の不信感に繋がると思うと、緊張で頭が真っ白になることもありました。
一度、子ども同士のトラブルの報告をうまくできず、保護者からクレームが入ったことがあります。先輩にフォローしてもらいましたが、「自分は向いていないのかもしれない」と本気で落ち込みました。
保育士1年目で「嫌だ」と思ったこと⑥ 給料の低さ
これだけ大変な仕事をして、手取りは約16万円でした。大学時代の友人は一般企業に就職して手取り20万円以上。比べてしまうと、やるせない気持ちになったのを覚えています。
「好きでこの仕事を選んだんだから仕方ない」と自分に言い聞かせていましたが、それは本来おかしな話です。仕事として成立している以上、適正な対価を受け取るのは当然のことです。
「嫌だ」と思いながらも続けられた理由
ここまで「嫌だったこと」を書いてきましたが、筆者は結局8年間続けました。それは、嫌なことを上回る「子どもたちの存在」があったからです。
子どもが初めて逆上がりができた時の笑顔、「せんせい大好き」と抱きついてきた瞬間、卒園式で泣いてくれた保護者の姿。こうした経験が、「もう少し頑張ろう」と思わせてくれました。
ただし、これは筆者の場合です。嫌なことが限界を超えているなら、無理に続ける必要はありません。心や体を壊してからでは遅いのです。
1年目で辛いと感じているあなたへ
「1年目で辞めたいなんて甘えだ」と思われるかもしれません。でも、辛いと感じるのは、あなたが真剣に仕事に向き合っている証拠です。手を抜いている人は、そこまで悩みません。
もし今の環境が合わないと感じているなら、別の園に移るだけで状況が大きく変わることもあります。保育士の資格は、どこでも通用する強みです。一つの園に縛られる必要はないのです。
FAQ|保育士1年目の「嫌だ」に関するよくある質問
Q. 保育士1年目で辞めたいと思うのは普通ですか?
A. 普通です。厚生労働省のデータによると、保育士の離職率は年間約9%で、経験年数が短いほど離職率が高い傾向にあります。1年目で辛いと感じるのは、あなただけではありません。
Q. 持ち帰り仕事を断ることはできますか?
A. 法的には、持ち帰り仕事は労働時間として扱われるべきものです。ただ、現実的に1年目で断るのは難しいケースが多いです。まずは園長や主任に相談し、業務量の調整をお願いするのが現実的な対処法です。
Q. 1年目で転職しても大丈夫ですか?
A. 保育士は慢性的な人手不足のため、1年目での転職でも受け入れてくれる園は多くあります。ただし、転職理由をポジティブに伝えることが大切です。転職エージェントを利用すれば、面接対策もサポートしてもらえます。
Q. 先輩が怖くて相談できません。どうすればいいですか?
A. 園内に相談しにくい場合は、外部の相談窓口を利用する方法もあります。各都道府県の保育士・保育所支援センターでは、無料で相談を受け付けています。
まとめ|「嫌だ」と思う自分を責めないで
保育士1年目は、理想と現実のギャップに苦しむ時期です。書類、残業、人間関係、給料……嫌だと感じることがあるのは当たり前です。それは甘えではなく、正直な感情です。
筆者も1年目は何度も「辞めたい」と思いました。それでも続けられたのは、子どもたちの存在と、同期や一部の先輩の支えがあったから。もし今、支えがなくて辛いなら、環境を変えることも立派な選択です。
まずは情報収集から始めてみませんか?
「今すぐ辞める」と決めていなくても、転職サイトに登録しておくだけで「いつでも辞められる」という安心感が生まれます。保育士専門の転職エージェントなら、あなたの状況に合った園を一緒に探してくれます。
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公的データが示す保育士業界のリアル
「自分だけが続けられない」と感じている方こそ、客観的な数字を知るべきです。あなたの感覚は決して甘えではなく、業界全体の構造的な問題です。
保育士の離職率は約10%
厚生労働省「保育士の現状と主な取組」によると、保育士の年間離職率は約10.3%。約10人に1人が毎年職場を離れています(出典:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」)。
保育士の有効求人倍率は3倍以上
厚生労働省「一般職業紹介状況」によると、保育士の有効求人倍率は2.94倍と全職種平均の約2倍。慢性的な人手不足です(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」)。つまり辞めても次の職場はすぐ見つかります。
保育士の平均勤続年数は約8年
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、保育士の平均勤続年数は約8年。一般職種より短い水準です(出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)。「8年続ければ十分」と捉えていい数字です。
潜在保育士は約95万人
厚生労働省データでは、保育士資格を持ちながら保育士として働いていない「潜在保育士」は約95万人とされています。あなたが辞める選択をしても、決して特別ではありません。
「辞めるべきか続けるべきか」を判断する3つの軸
感情だけで決めて後悔しないために、3つの軸で冷静に整理してみてください。
軸①:体と心に症状が出ているか
- ✓ 朝起きると吐き気・動悸・涙が出る
- ✓ 日曜の夕方から月曜の朝にかけて体調が崩れる
- ✓ 食欲がない、または逆に過食が止まらない
- ✓ 眠れない、寝ても疲れが取れない
- ✓ 子どもを見ても以前のように楽しめない
- ✓ 「自分が悪い」「自分が向いてない」と思うようになった
2つ以上当てはまるなら、もう「気合いで乗り切る」段階ではありません。
軸②:3ヶ月後・年度末に状況が改善する見込みがあるか
今のしんどさが「行事の繁忙期だけ」なのか「園長・主任・職場文化に起因する構造的な問題」なのかを冷静に見極めてください。後者なら何年経っても変わりません。
軸③:相談できる人が園内にいるか
主任・先輩・同僚——園内に相談先があるなら、まずはそこに頼る価値があります。相談しても変わらない、または孤立しているなら、外部の選択肢(転職・退職代行・労基署)を検討するタイミングです。
「もう無理」と感じたら、退職代行という現実的な選択肢があります
「年度途中で辞めたいけど、園長に言える気がしない」「人手不足を理由に引き止められたら断れない」「子どもたちに申し訳なくて言い出せない」——保育士・幼稚園教諭こそ、退職代行が最も役立つ職種です。
退職代行を使えば、園に行かない・園長と話さない・連絡しない、それでいて合法的に・確実に・最短で翌日から辞めることができます。年度途中でも、引き継ぎを置き手紙にしても、法的には何の問題もありません。
退職代行を使うとこうなります
- LINEで業者に相談(無料・24時間OK)
- 申込・支払い(クレカ・後払いも可)
- 業者が園に「本人は退職します」と連絡
- あなたは出園しない・電話に出ない
- 必要書類は郵送でやりとり
- 翌日から自由
保育士におすすめの退職代行3社比較
| サービス | 料金 | 運営 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 退職代行ガーディアン ★イチ推し |
19,800円 追加なし |
労働組合 (東京労働経済組合) |
交渉権あり。引き止め・有給消化交渉まで対応。年度途中の保育士退職に強い。 |
| 退職代行 即ヤメ | 24,000円 後払い対応 |
民間運営 (労働組合提携) |
後払いOK・退職完了後の支払い可能。給料が少ない若手保育士向け。 |
| 弁護士法人ガイア | 55,000円〜 完全弁護士対応 |
弁護士法人 | パワハラ・サビ残・未払い残業代の慰謝料請求まで対応可能。 |
※料金は税込・正社員プラン。2026年4月時点。
退職代行を使う前にチェックしたいリスト
退職代行を使う前に、以下のチェックリストで状況を整理してみてください。3つ以上当てはまるなら、退職代行を真剣に検討するタイミングです。
- ✅ 朝起きるのがつらく、出園直前に体調不良が出る
- ✅ 「辞めたい」と言える園長・主任が園内にいない
- ✅ 引き止められたら断れる自信がない
- ✅ 有給休暇を消化できずに辞めることになりそう
- ✅ パワハラ・サビ残などの違法行為がある
- ✅ 家族や周囲に「辞めたい」と相談できない
- ✅ もう精神科・心療内科に通っている
こんな状況なら今すぐ動くべき
- ✅ 食欲がない・眠れない状態が2週間以上続いている
- ✅ 休日も仕事のことで頭がいっぱいで休まらない
- ✅ 朝、園に行こうとすると涙・吐き気・動悸が出る
- ✅ 「死にたい」「消えたい」と考えてしまうことがある
これらは単なる「やる気の問題」ではなく、体と心からの撤退命令です。我慢を美徳とする業界文化に従う必要はありません。
よくある質問
Q. 年度途中に退職代行を使うのは本当に大丈夫?
法律上は何の問題もありません。民法627条で「労働者はいつでも退職を申し入れできる」と定められており、年度途中でも2週間前の意思表示で退職可能です。引き継ぎは口頭またはメモで残せば法的義務は果たせます。
Q. 園長や主任から直接連絡が来たらどうする?
退職代行を通せば、園からの直接連絡は基本的にブロックされます。万が一連絡が来ても無視してOKです。業者が間に入って対応してくれます。
Q. 子どもたちに申し訳なくて辞められない…
あなたが心身を壊してまで続けることを、子どもたちは望んでいません。元気な先生の下で過ごす方が子どもたちのためになります。罪悪感を抱える必要はありません。
Q. 退職代行を使ったら次の保育園に転職できなくなる?
なりません。退職代行を使った事実は次の園には伝わりません。職務経歴書には「一身上の都合」と書けば十分です。むしろ業界は人手不足で、復帰を歓迎してくれる園が多数あります。
Q. 料金はいくら?お金がない場合は?
労働組合運営の退職代行ガーディアンは19,800円(追加なし)。後払い対応の即ヤメなら退職完了後の支払いも可能です。今のつらい状況を続ける1日のコストと比べれば、決して高くありません。
保育士・幼稚園教諭によくある質問
退職を伝える時期はいつがベスト?
法律上は2週間前の申し出で退職可能です(民法627条)。年度末を待つ必要はありません。
退職届と退職願の違い
退職届は会社の承諾を必要としない一方的な意思表示。退職願は園にお願いする形式です。確実に辞めたいなら退職届を選びましょう。
有給休暇は全部使えるの?
労働基準法上、有給は労働者の権利です。退職時の消化は違法ではなく、園は時季変更権を行使しても代替日がない場合は拒否できません。
失業給付はどのくらい受け取れる?
離職前6ヶ月の平均賃金日額の50〜80%、年齢と被保険者期間により給付日数は90〜330日です。
退職後すぐに転職活動を始めるべき?
体調が回復してからで構いません。失業給付を受けながら3〜6ヶ月の休養期間を取る人も多くいます。
退職代行を使うと再就職に不利になる?
なりません。退職代行を使った事実は次の会社には伝わりません。職務経歴書には「一身上の都合」と書けば十分です。
退職前に揃えておくべき書類
雇用契約書、給与明細(直近6ヶ月分)、源泉徴収票、健康保険資格喪失証明書、離職票(退職後郵送)。
保育士資格は退職しても残る?
はい。保育士資格は国家資格なので、退職しても無効になりません。ブランクがあっても再就職時にそのまま使えます。
最後に:あなたが今日できること
「辞めたい」と思いながら出園する朝の絶望感を、明日もまた繰り返す必要はありません。まずはLINEで相談だけしてみてください。「相談する」と「実行する」は別の行動です。
この記事を書いた人
保育大学卒→幼稚園教諭8年→出産2人→育休→退職を経て、現在はあさひ保育ノートを運営。8年間で延べ200人以上の園児・保護者と関わり、年中・年長の担任、行事係、新人指導係まで経験。退職時には引き止めや人手不足の壁に直面した実体験から、「保育士・幼稚園教諭が後悔しない選択」を発信中。
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